元カレごはん埋葬委員会。
読書友よりお借りしました。
4年付き合った彼に振られた
桃子がたどりついた喫茶"雨宿り"。
そこにはイケメン店長の伊織さんと
坊主見習いの黒田さんが。
元カレが好きだったカレーをつくり失恋の
怨念を成仏させることに。
そして元カレ埋葬委員会をすることに。
8つのお話。
思いの外元気がもらえるお話で、そして店長さんと
黒田さんのお話には、そんな過去があったんやとか。
美味しい食べ物食べれたら前に進めるよとか。
読んでよかったです。
24年1月読
★★★★☆
なぜ、エヴァンスに
頼まなかったのか?
風に立つ。
図書館本です。
盛岡の南部鉄器工房"清嘉"で、
親方であり父の孝雄と職人の
健司と働く悟。
ある日孝雄が相談もなく補導委託を
引き受けると言い出す。
そして試験的に万引きなどをくりかえす
春斗を預かることに。
家族を顧みなかった父が春斗に優しく接することに
違和感を感じる悟。
ガス爆発のような危険性を持った春斗。
でもたまに見せる少年らしい一面。
そして父が語らなかったこと。
柚月さんの岩手愛が伝わる作品。
あったかかったです。
悪い人がいないのが余計によいですね。
ちゃんと身近な人には想いを伝えたいと思いました。
24年1月読
★★★★☆
楽しみにしていた
続編です。
継続するか迷いましたが
とりあえずポチッと。
ファラオの密室。
図書館本です。
紀元前1300年代後半の
エジプトでのお話。
王墓の崩落事件により死にミイラと
なった神官のセティ。
心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることが
できず、欠けた心臓を取り戻すため3日間地上に
戻ることに。
そして自分が殺された事件を調べる。
セティの親友でミイラ職人のタレクに、奴隷の
カリでの視点でもお話が。
セティはきっとは一部は当たりました。
これミスの大賞作品ですが、ミステリー感は弱め。
どちらかというとファンタジーなのかな?
好きな人は好きかなって感じでした。
あと表紙がとても素敵です。
24年1月読
★★☆☆☆
ひゃっか。
図書館本です。
全国高校生花いけバトルの
出場を目指している高2の
大塚春乃はパートナーが見つからずに苦戦。
ようやく見つけた転校生の山城貴音に勉強を
教える代わりに花いけバトルに出ることに。
大衆演劇の役者の貴音は転校続き。
そして2人の花いけバトルへの挑戦が始まる。
これね、すごくすごくいいんです。
THE青春小説で!
貴音と春乃の2人にきゅんきゅんして。
2人の周りの人たちも家族をはじめとしてすごく良い。
今村翔吾さんは塞王の盾の方ですが、こんなお話も
書けるんですね。
驚きました。
花いけバトル観てみたくなりました。
24年1月読
★★★★★
十の輪をくぐる。
図書館本です。
認知症の母が発した
東洋の魔女についての
コメントが気になる泰介。
娘の萌子はバレーでスカウトされるほどで、
その娘にも嫉妬したり。
仕事では若い上司と合わずにくさっていて、
なので余計妻と母に当たり散らす。
最低。
泰介に全く共感できないので読むスピードがあがらずです。
この前半で脱落する人多いかもと思いました。
お話は2019年の泰介のお話と、1958年からのお母さん
万津子さんのお話が交互に。
九州から一宮に女工として紡績工場に出稼ぎにいって、
休憩の合間に同僚たちもバレーして。
でもその後結婚に、出産に。。
リトル泰介もモンスターなんですよね。。
なぜ泰介がバレーを幼いときからやっていたのか、なぜ
彼女たちは東京に出てきたのか。
全てはお母さんの深い深い愛なんですね。
万津子さんもすごいし、奥さんも娘さんもすごいなと思いました。
ちと出来すぎです。
とは言え奥さんがお父さんのことをどう子どもたちに
伝えるかって重要なのは間違いないですね。
途中から泰介さんは変わるんやけどくどいけど、ちょっと
後半すぎかな。
読後感は良いけど、泰介さんへのもやもやが残りました。
同じようなお子さんを持たれてるご両親の苦労がよくわかりました。。
24年1月読
★★☆☆☆
一線の湖。
図書館本です。
17歳の時に両親が事故死し、
水墨画に出会い、なんとか
生きることができた青山霜介くん。
篠田湖山先生との揮毫会で失敗してしまう。
亡き母が教師をしていた小学校で子どもたちに
水墨画を教えることで少しずつ前に。
しかしその後も辞めたくなったり。
親友の古前くんがなぜ青山くんが好きな理由、
なぜ頑張れるのかにも涙。
何度も何度も泣きそうになりました。
湖山先生の想いちゃんと伝わりましたね。
絵のタイトル。すごい。
ほんとにほんとに良いお話でした。
そして水墨画の奥深さについても知れました。
読み終わるのが残念なほど素敵な作品でした。
前作の感想はこちら>>>
24年1月読
★★★★★
おいしい旅。
図書館本です。
旅のお供に読みました。
7つのお話。
行き先は伊勢神宮、松本、石垣島、
ベネチア、三沢、東京、アイスランド。
"美味しいってのは、その味を忘れないってこと"
良い言葉ですね。
あったかい感じのお話が多かったです。
近藤史恵さんのが好きだったかな。
あと三上延さんのも。
お話を読んでいきたくなったとこもありました。
おいしい旅は他にも2冊あるようなんだ、
今度読んでみたいです。
と思ったら思い出編読んでいましたね。
前作の感想はこちら>>>
24年1月読
★★★☆☆
とり天で喝!
ゆうれい居酒屋シリーズ
の4作目。
図書館本です。
新小岩の居酒屋米屋の女将さんは
実は幽霊。
今回は5つのお話です。
毎回美味しそうな時短レシピがたくさんあり、
お話もですが、そちらがより楽しみ。
作ってみようというのもいくつか。
邦楽についてとかはへぇって感じでした。
前作の感想はこちら>>>
24年1月読
★★★☆☆
絡新婦の糸。
図書館本です。
警視庁サイバー犯罪課
延藤さんのお話。
市民調査室と名乗るインフルエンサー。
最初は寂れたラーメン屋さんをバズらせたりが、
アイドルの覚醒剤疑惑を報じたり、根拠のない
中傷記事まで。
死者まで出てしまう。
そして調査を続ける延藤さんは、市民調査室から
反撃にまであう。
ネットってほんまに恐ろしい。
自分は正義の代弁者で、悪意なく、ポチッと人を断絶。
正しいのかなんか関係なく、自分がすかっとしたら良い。。
はぁ。
ネットリテラシーって大事ですよね。
犯人はえっ?って感じでしたが、その他の信奉者たちの
存在が怖いなって思いました。
あと絡新婦恥ずかしながら読み方知りませんでした。
これはなかなかに難しいです。
24年1月読
★★★☆☆
成瀬は天下を取りにいく。
図書館本です。
6つのお話。
西武大津店が閉店することになり、
夏休みの間夕方のローカル番組中継に
毎日映ることにした中2の成瀬さんと、
彼女を見守る同級生の島崎さん。
その次のお話は成瀬さんと島崎さんが
M1に挑戦するお話。
3つ目は西武大津店の閉店を悲しむ小学校の
同級生たちのお話。
高校生になった成瀬さんのお話を同級生に
なった大貫さんによるお話。
5つ目は成瀬さんに恋をした広島県の
男子高校生のお話。
そして最後は成瀬さんによる語り。
島崎さんの引越しにショックを受ける成瀬さん。
成瀬さんの潔さ。
すごく格好良いです!
まさかスマホ持ってないなんて。
ほんまに彼女らしい。
そして島崎さんが大好きで、周りが自分を
どうみてるかもわかっていて。
なんかすごくすごく良かったです。
このまま200歳まで幸せであってほしいと強く願います。
西武の人たちはこのお話嬉しいでしょうね。
24年1月読
★★★★☆
ハンティング・タイム。
図書館本です。
"懸賞金ハンター"コルター・ショウ
シリーズの4作目。
このシリーズは読むの多分お初です。
姿を消した優秀なエンジニアアリソンと
その娘ハンナをアリソンにDVをした元刑事の
夫メリットより先に見つけるよう、アリソンの
雇い主ハーモンから依頼を受けたショウ。
2人組の殺し屋もアリソン達の行方を追い、
圧倒的不利なショウ。
手に汗握る展開。
どんでん返しはこれでしたか。
なるほどって感じでした。
先入観恐るべしです。
あの人はほんまに亡くなってしまったんですね。。
ちと残念でした。
他のショウ作品も読んでみたいと思いました。
24年1月読
★★★☆☆
ネタか!?
とつっこみつつ。。
済東鉄腸さんの、千葉から
ほとんど出ない引きこもりの俺が、
一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の
小説家になった話。
図書館本です。
まさにタイトル通りの内容ですが、引きこもりなんに
ルーマニア語で本を書こうとしている著者。
引きこもりからウェブでの映画評論を始めて、
日本未公開映画の批評を。
そこからルーマニアとルーマニア語へ。
その学習方法はまさに今の時代って感じ。
Facebookとかnetflixsとか。
学ぼうと思えばいくらでも学べるんですね。
あと初めて外国人と話したのがルーマニア人の映画監督と
いうのはほんと忘れ難い経験ですね。
俺俺俺の連呼で、すごく嬉しいんやろうなっていうのが伝わりました。
あ、これもルーマニアかというのが知れたのは良かったです。
24年1月読
★☆☆☆☆
指先から旅をする。
図書館本です。
ピアニストの藤田真央さんの
エッセイ。
冒頭はまさかのイスラエルから。
まだこの頃は平和やったんですね。
藤田さんはファンだけではなく周りの
音楽家の方々からすごく愛されているんや
ということがわかりました。
一度演奏を聴いてみたいです。
恩田さんとの対談も。
恩田さんはガチのクラシックファンなんやと。
ピアニストの方はこんなこと感じたり、考えたり
しているんやってことがわかってよかったです。
あとヨーロッパの音楽祭とても素敵でした。
一度ぜひ行ってみたいです。
表紙も素敵ですね。
24年1月読
★★★★☆
墓じまいラプソディ。
図書館本です。
松尾家、中林家のお話。
松尾家は、常識にこだわらない
母五月に、結婚して姓が変わることに
抵抗を感じる妹詩穂、そして結婚後の
苗字により恋人と別れた過去のある姉の牧葉。
五月の姑が樹木葬を希望したことによる騒動。
中林家は詩穂の恋人の悟とその両親。
鹿児島にある墓問題が浮上。
男たちの無自覚、無神経のひと言のオンパレード。
女性たちはよく長く耐えてきたんですね。
そしてお墓問題はまさに社会問題ですね。
結婚も家に嫁ぐというよりも、個人間の話になってますし。
人々の意識が変わるなか、過去の当たり前をどうしていくのか。
課題多しです。
24年1月読
★★★☆☆
タスキ彼方。
図書館本です。
この時期にぴったりの
一冊。
ボストンマラソンで3位入賞した
神原八雲。
そんな八雲は駅伝には参加せず監督の
成竹の説得には応じない。
成竹はアメリカ人選手から、戦地で拾った
日本兵の日記を受け取る。
その中には世良貞勝の箱根駅伝への想いが綴られていた。
そこから話は戦中、現在と交互に。
昭和15年。戦地に選手も招集されるなか
第22回大会が中止に。
学連の貞勝は代替の青梅駅伝を実現させるが、
箱根への選手たちの強い想い。
無謀とも思える箱根駅伝の実現のために奔走す?貞勝たち。
走る選手たちや見守る人たちの話には涙です。
死を覚悟して戦地に行く前の箱根駅伝。
そりゃ今とは覚悟が違いますよね。。
八雲くんにも想いがつながり何よりです。
まさにこの時期に読むのがぴったりの一冊でした。
24年1月読
★★★★★