塞王の楯。図書館本です。
ご存じ直木賞受賞作。
いざという時に武士が
守ってくれると信じ、年貢を
納めてきた領民。
しかしいざ織田軍が迫ってくると
朝倉家の武士たちは民を見捨て逃げた。
城下から一人逃げた匡介は、塞王と
呼ばれる源斎と出会う。
それから23年後、石垣造りで名を
轟かせる穴太衆飛田屋の副頭に。
山方、荷方、積方の3つの技の組合せ。
プロの職人集団。
二度と落ちない城をつくりたい匡介の強い思い。
塞王と呼ばれる源斎の伏見城での最期。
まさに職人の矜持。
穴太衆と、鉄砲のプロの国友衆とはまさに矛と楯。
大津城での懸の攻防。
外堀の水も抜かれ、石も持ち出され逆境の匡介たち。
命懸けで石を運んでくる荷方の玲次。
泣きました。
織田、豊臣、徳川と翻弄されるのは民。
たまったもんやないなって思いました。
あと京極高次のイメージがかなり変わりました。
直木賞受賞も納得の一冊でした。
22年4月読
★★★★☆

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