2022年4月17日日曜日

塞王の楯

今村翔吾さんの

塞王の楯。図書館本です。

ご存じ直木賞受賞作。

いざという時に武士が
守ってくれると信じ、年貢を
納めてきた領民。
しかしいざ織田軍が迫ってくると
朝倉家の武士たちは民を見捨て逃げた。
城下から一人逃げた匡介は、塞王と
呼ばれる源斎と出会う。

それから23年後、石垣造りで名を
轟かせる穴太衆飛田屋の副頭に。
山方、荷方、積方の3つの技の組合せ。
プロの職人集団。

二度と落ちない城をつくりたい匡介の強い思い。

塞王と呼ばれる源斎の伏見城での最期。
まさに職人の矜持。

穴太衆と、鉄砲のプロの国友衆とはまさに矛と楯。
大津城での懸の攻防。 

外堀の水も抜かれ、石も持ち出され逆境の匡介たち。
命懸けで石を運んでくる荷方の玲次。
泣きました。

織田、豊臣、徳川と翻弄されるのは民。
たまったもんやないなって思いました。

あと京極高次のイメージがかなり変わりました。

直木賞受賞も納得の一冊でした。

22年4月読
★★★★☆

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