真保裕一さんの
正義をふりかざす君へ。
同僚からお借りしました。
一度は捨てた故郷に、
元妻の依頼で戻った
元新聞記者の不破勝彦。
彼女の不倫写真を撮った
犯人を捕まえてほしいと
いうのがその依頼。
相手は市長選に立候補している候補者。
戻った妻の父が経営し、結婚を機に不破も働いていた
古巣のホテルは、不破の結婚前の勤め先の新聞社の傘下に入っていた。
不破が故郷を離れるきっかけとなった食中毒事件。
そして選挙関連の争い。
不破は知らず知らずに巻き込まれていきます。
いやぁ。重かったです。。
正義をふりかざす第4の権力であるマスコミへの批判と、
自らの正義のために他人を傷つけるのも厭わない人々。
必ずしもフィクションと言えない部分もあり、
読んでいて悲しい気持ちにも。
自分が正しいと信じてる人たちの悪意の
毒気にあたりました。
とは言え真保さんらしい骨太作品。
男性は好きかもしれません。
しかしね、いかに恨み辛みの相手やからって、
お醤油を紅茶のかわりに出すとか、ほんまに怖い。
再婚した妻の過去とかもいらんかったな。
不破さんも知りたくなかったでしょうに。
あと亡くなった元妻のお父さんは娘の姿をみて、
どう思うのかなぁ。
立派なお父さんやったんに。
なんともやりきれないです。。
16年5月読
★★★☆☆

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