2016年2月8日月曜日

駅伝マン 日本を走ったイギリス人

アダーナン・フィンさんの
駅伝マン。

監督からお借りしました。
ありがとうございます。

日本の陸上界について
イギリス人の視点。
読んでみたかった一冊
なので嬉しいです。

大学生や実業団を中心にした
選手層の厚さ。
駅伝重視のため世界との戦いからは
遠のいている現状。
大学前から練習させすぎな環境。
アスファルトの上で走りすぎ。
個よりもチームの和を求める日本。

どれも納得の点が多々としてあります。

作者自身もランナーなので取材しながら学生や
実業団の練習に無理矢理ジョインしたり、
自らのタイムを追い求めたり。
この気持ちランナーならよくわかりますね。

すごいのが彼の行動力。
取材の目処もたってないのに家族と移住してくるなんて。
それも空路ではなく鉄道でとか、すごいというか、なんというか。

半年間も日本についてきた家族も理解がありますね。
アレルギーにやられたり、言葉もわからない中、
学校に通ったり、靴箱のような狭いお家に住んで。

比叡山で千日掛けて千回のマラソン走る千日回峰行を
行った北嶺大行満大阿闍梨へのインタビューなどもあり、
とても興味深く読みました。

あと川内選手へのQAとか、村澤選手との交流も。

日本では駅伝は駅伝"道"なのかもしれないですね。

だからこそガラパゴスなのかもしれません。

この本を陸連の人とかはどう思うのだろう。

よくわかっていない外国人が書いた本と無視するのかなとも
思いますが、書かれている事実の中には、無視しては
いけないものもあると思います。

問題提起のひとつとして、今後のマラソン界の
より一層の発展のきっかけとしてくれたらと切に願います。

だって私たち日本人は駅伝がこんなに好きで、
市民ランナーの輪も確実に拡がってるのですから。

16年2月読
★★★★☆

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