久しぶりに群ようこさんの
本を読んだ。
こんな書き方する人だっけ?
というのが正直な印象。
主人公エリコが彼と出会い、
結婚し、子どもを産んで、離婚。
その後小唄を習い始め、
どんどんとその世界に惹かれ、
最後は芸者さんにまでなっちゃうってお話。
話はすごくドラマティックなのに、なんか淡々と話が進んでいく感じ。
一応主人公の心の機微は書かれてるんやけど、なんかいまいち伝ってこない。
ふむむ。
こちらの感度が鈍くなってるのかな?
私も趣味という言葉の範疇を超えたライフワークがあるから
エリコの気持ちに共感する部分も多かったんやけど。
この届いてこない感は何なんやろう。
エリコが精神的に成長しなさすぎからかな。
まぁその分登場する脇役の女性がみんな粋でいい。
小唄関係だけでなく家族や同僚など。
娘はあまりに出来すぎてそこはつくりものみたいに感じたけど。
着物はわかるので描かれているところを
自分で想像してみてははぁ~とため息をついたり。
小唄の奥深い世界は
知らないからこそいいなって思える。
唄を知ってたらより楽しく読めるのかも。
題名は作中で登場する唄の題名。
でも特にキーポイントの唄でもないから
なんでこれが題になったのかな?とそこも疑問。
13年5月読 BO行き
★★☆☆☆

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