伊坂さんの連作短編小説。
”あのバス”に乗る前に
付き合っている5人の女性に
別れを告げる星野。
その見張り役の繭美は
粗暴な大女。
人をいたぶるのが大好きで、
手持ちの辞書にはあらゆる言葉が
消されている。
いやぁ~
繭美はかなりの強烈なキャラクターです。
5人の女性も様々。
シングルマザー、キャッツアイに憧れる不思議ちゃん、
数字に強かったり、女優だったり。
星野との出会いも、別れを切り出された
時の反応もそれぞれ違い、それが一つ一つの物語をつくる。
個人的には女優のお話が一番好きだったし、
別れさせたくないなって思った。
佐野もいいよねぇ~
そしてラストはいよいよ星野がバスに乗るシーン。
繭美との距離がどんどんと縮まっているのが
感じられる終わり方。
星野は個人的にはあまり好きではないけど、
こういった人っているよねぇ~
むかつくけど、にくめない。
パンになりたかったなんて可愛いすぎる。
でも自分がつらくなるから好きにはなりたくないな。
最初はなんとなくで読んでいたけど、
話が進むにつれ、どんどんと面白くなった。
そんな作品でした。
あとラストのロングインタビューも読みごたえありました。
この作品は”ゆうびん小説”として50人の人に
短編が出来上がり次第届くという形式で
書かれたもの。
自宅のポストに作品が届いて、自分が最初の読者になるなんて
こんな企画って楽しいね。
これは映像化したら観てみたい。
だれが繭美役やるんだろう♪
13年4月読 BO行き
★★★☆☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106260195/subno/1

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