大好きな辻村深月さんの
作品。
これもまたかなりの
読み応えのあるお話。
凍りのくじらに登場した
ふみちゃんとその幼友達の
お話。
何でもできて、よくしゃべり、
周りより少しだけ大人なふみちゃん。
そんな彼女がある陰湿な事件に巻き込まれ
言葉を失う。
そんなふみちゃんのために自分の特別な力で
復讐をしようとするぼく。
特別な力について、そして復讐の方法について
先生から学んでいく。
マイケル・サンデルの正義の話の小説版みたいな
ところもあり、読みながらすごく考えさせられた。
自分だったらどうするのだろうと。
この時はこうするという判断も、その当事者が
自分に身近な人な時に、判断が変わることもある。
あと人と動物の命の重みとか、復讐の連鎖とか、
悪意とか色々と出てくる事例にう~むと。
ぼくの決断はまぁそうだよねってものだけど、
そこまでの過程ですごくすごく考えるきっかけをくれた
いい作品。
文中に出てくる「現実を消費する」って本当にそうだよねと納得。
あとサンタさんのくだりには、幼い時の自分を思い出して
なんか切なくもなったな。
しかし辻村深月さんの物語の世界観って本当にすごいね。
登場人物がそれぞれ他の作品にも登場してシンクロしているので
また他の読むのも楽しみ♪
13年2月 BO行き
★★★★☆
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102678209/subno/1

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