
いやぁ~ ようやく読み終えました。
500頁を超える長編。
それもいつも読む現代物でもなく、
江戸時代や幕末、明治でもなく、鎌倉時代の作品。
登場人物の名前を読むのも大変で、
すっごく時間がかかった。
永平寺を開山した道元の物語。
幼少から入宋して、
日本に帰国するまでが上巻のお話。
重瞳の子と言われ、
子どもの頃からその才能を認められていた彼が、
政治の世界に入らずひたすら仏教の真を求めていく姿が
描かれている。
前半はお付きの右門の目線で語られ、
後半は少しずつ道元の言葉で。
この時代は政権交代が激しく、戦も絶えず、
今日の栄光も明日には変わるという時代。
仏の道に入ったからこそ、
彼もその影響を受けずに進むことができたのは何より。
下巻も楽しみ。
読むのに時間がかかることは間違いないけど、
でも仏の話をする一言一言が胸に響く。
08年6月読
★★★★☆
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