2006年6月23日金曜日

天使と悪魔 (下)


いよいよ解決編。

こんな終わり方をするのか。
うすうす気づいてはいたけど。
うすい終わり方。

深みの無い作品。
謎が気になるので、それなりに時間はつぶせるけど。

この人は宗教を何だと思っているのだろう。

バチカンを舞台にこんな作品を書くとは。

宗教もエンターテイメントのための道具に使っているのか。
う~ん。

06年6月読 BO行き
★★★☆☆

天使と悪魔 (中)


ちょっと中だるみかなぁ~

話は同じ展開やし、
何かインディアンジョーンズみたいな冒険映画みたい。。。

表面的なアクション劇って感じ。

ハイエナの様なマスコミたち、誰が裏切りものかわからない不安、
そして暴かれる過去の驚くべき事実は描かれているのだけど。

観光スポットが彩りを添えている。

途中からは惰性で読んでいたかな。

06年6月読 BO行き
★★☆☆☆

2006年6月20日火曜日

天使と悪魔 (上)


ダビンチコードシリーズの第一作。

頼りないラングドンが登場。

スイスの研究所での殺人。
その死体に刻印されていたいにしえの秘密組織の印。
そして盗まれた技術。
標的はコンクラーベを迎えようとしていたバチカン。

相変わらず舞台設定が壮大。
まさにフィクションだからこそ成せる技。

まだ謎解きは最初の部分なんで、
これからどうなるんかなぁ~って感じで楽しみ。

薄いのであっという間に読めてしまいます。

06年6月読 BO行き
★★★☆☆

2006年6月18日日曜日

クライマーズ・ハイ


横山秀夫の秀作。

警察モノが多い彼が、
古巣である新聞社を舞台に描いた作品。

日航ジャンボ機の墜落を題材に、記者の葛藤、
親子関係、部下との信頼関係、同期とのつながりが綴られている。

作者得意の組織の描写も素晴らしい。
派閥や局同士のセクショナリズムなどなど。

読み始めたら止まらずにあっという間に読み終えてしまった。

文章から熱意、作者の気という力が伝わってくる。
まさに渾身の一冊。

06年6月読
★★★★★

月の裏側


恩田陸はどこに向かいたいのか。
愛読者の一人として、「???」いっぱいに。

ある町から続けて失踪する人々。
その謎を探るべく調査を始めたひとたちはある朝、
自分たち以外は「盗まれている」と気づく。

何気ない日常の描写や過去の憧れとの再会などの描写は、
相変わらずの恩田作。

でも捉えどころのない主人公たち、
後味の悪いエンディングで、
あまりのめり込むことはできなかったな。

映像にしたら、かなり怖そうな一冊。

06年6月読 BO行き
★★☆☆☆

2006年6月12日月曜日

ぼんくら〈下〉


上巻に比べ、
より長編の色合いが濃くなっている下巻。

上巻で蒔かれていたいくつかの謎が
どんどんと解決に向かう。

ゆっくりとした話の流れが、いきなり急展開。

主人公の甥である弓の助の活躍も素晴らしい。

謎解きは、ちょっと肩すかしの部分もあるが、
まぁ人情第一の宮部作品としたら、こんなもんでしょう。

面白い、娯楽小説。

06年6月読 BO行き
★★★★☆

2006年6月11日日曜日

ぼんくら〈上〉


宮部みゆきの時代小説。

上下巻なので、長編と思っていたのに、
最初は読んでいるうちに同じ長屋を舞台にした
短編小説かと思った。

でも読み進めていくうちに、
それぞれが大きな流れの中にあるお話だということがわかった。

謎はどんどんと深まっていくので、その解決も楽しみだが、
生き生きと描かれている登場人物たちが好ましい。

疲れているときに読むと、
人情豊かな人たちにほっとさせられる。
みんな助け合って生きている。
それがとても心地よい。

下巻を読むのが楽しみ。

06年6月読 BO行き
★★★★☆

予知夢


前作よりは面白い。

オカルト現象を科学で裏づけしていくという手法は同じだが、
人間ドラマがそれなりに描かれているからか。

やっぱり軽く、さくっと読める内容に仕上がっている。

これで次回作は直木賞受賞か。

ちょっと結びつかないけど、今度読んでみようっと。

06年6月読 BO行き
★★★★☆

2006年6月10日土曜日

探偵ガリレオ


久々に東野圭吾を読む。

直木賞受賞作のシリーズ1作目。
刑事と物理学科助教授のコンビが奇怪な事件を解決。

短編集なので軽く読める。
可もなく不可もなくって感じ。

06年6月読 BO行き
★★★☆☆

青空の卵


人間ドラマと、
日常のちょこっとしたミステリーがあわさった作品。

ミステリーと言っても、殺人とかそんなことではなく、
人間の感情のもつれあいの結果引き起こる、
ちょっとした事件。

登場人物も個性あふれるひとが多いし、
どんどんと変わっていく主人公たちの設定が面白い。

人の輪もどんどんとひろがっていくし。
さくっと読める、娯楽小説かな。

自分より大切な誰かをみつけるのって、
すばらしいことですね。

06年6月読 BO行き
★★★☆☆

ダ・ヴィンチ・コード


前評判があまりよくなかったので、
期待していなかったが、それなりには面白かった。

本と比べると、はしょっているところも多いし、
説明不足で何でだとか思う。

原作のセンセーショナルでも深さもそれなりにある部分が無いのよね。

でも娯楽映画としてはまぁでもこんなもんでしょう。
それなりに時間を楽しめる。

キャスティングはあまり納得がいかない。
原作でのイメージとも違うし、
みんな色が着きすぎている人が多く、どうなんだろう。

スパイダーマンⅡの悪役の人とか、
ロードオブザリングのガンダルフとか、
トムハンクスなんて、全然イメージ違うし。
ましてやアメリがキリストの子孫っていうのは。。。

でもそうは言っても映画館で観たほうが楽しいかな。

★★★☆☆

2006年6月6日火曜日

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣


読みながら、随所で納得する。
そうだよね。そんなんだよねと。

わかっていながらも行動に結び付けられない
自分に苛立ちを感じる部分もある。

でも人生において、自分がどう考えるかとか、
どの様に自分の感情と付き合うかって本当に大切なこと。

そんなことを改めて感じさせてくれる一冊。

さらって読めるし、でも押し付けがましくない。
何度でも読み返したくなるかな。

06年6月読
★★★★☆

2006年6月1日木曜日

破線のマリス


テレビ局の編集担当を主人公にしたミステリー。

最初は軽く読み進めていたが、後半になるにつれ、
作品全体を覆う狂気に恐ろしくなる。

人間が追い詰められ、そして狂っていく様が、
生々しく描かれている。

重い。

現実にあっては困る話だが、
まるっきりフィクションともいえない部分。

なぜなら私たちが日々接している情報は、
メディアによって加工されているものだから。

そしてメディアというのは、所詮個の集まりである。

人間が狂うか、正常でいられるかは、紙一重。
そう感じた一冊。

06年6月読 BO行き
★★★☆☆