2007年2月28日水曜日

国際観光マーケティングの理論と実践


訪日旅行者を増やす業務に
長年従事している筆者ならではの視点が
多く紹介されている。

気がついたら日本を訪れる旅行者は増加しているが
それも全て官民協力しての努力の賜物。
自治体はもちろんのこと旅館や航空会社など。

マーケティングの視点から旅行者を増やす試みが
多く紹介されていて、とても読みやすい。

これからこの分野はさらに重要になるだろう。

内向きな視点を持ちやすい私たち日本人だがこの本を読むことにより、
何かの気づきになるのではと思う。

07年2月読
★★★☆☆

2007年2月25日日曜日

おれちん―現代的唯我独尊のかたち


現代社会に溢れる”おれちん”を日記風に紹介。

かなり思想の入っている本だが、
日記風に書かれるとさくっと読める。

”おれちん”とはすなわち”おれさま”と”ぼくちん”の融合体。

”おれ”と”ぼく”は自分から見ての上下、
”さま”と”ちん”は他者から見た上下。

”おれちん”とは自分から見て上位で、
他者から見て下位の人たち。

周りを見回しても確かに”おれちん”って
たくさんいるなぁ~って思った。

07年2月読
★★★☆☆

2007年2月24日土曜日

影踏み


ある意味横山秀夫らしくない作品。

今までの作品とはちょっと違っている感じがした。

泥棒がなぜか人助けをしたり、
探偵みたいにしたり。

過去と現在と未来が交叉して。
人間味溢れる作品。
面白く読めた。

07年2月読 BO行き
★★★★☆

2007年2月22日木曜日

幸せのちから


よかった。

でも観終った後に、強烈な自己嫌悪に陥る。
文句だけ言って、その文句ほどにもやっていない自分に。
この主人公ほどの熱意や努力を果たしてしているのかと。

毎日をなんとなく過ごしている人にはフィクションとはいえ厳しい一本。

ウィルスミスがいい味だしているな。

★★★☆☆

2007年2月20日火曜日

アヒルと鴨のコインロッカー


予備知識もあまり持たずに読んだ。

これはミステリーなのか、青春小説なのかもわからず。

現在と2年前が交互に語られる。

途中で段々と展開は見えてきたので、
ちょっとストーリーが浅いような気もするが
まぁ面白いと思う。

本筋よりも外国人に対してのリアクションとか
ちょっとしたセリフとかに、なんか考えされられた。

映画化するらしいけど、
小説だからこの面白さはあるのでは?とも思う。

07年2月読 BO行き
★★★☆☆

2007年2月11日日曜日

クレオパトラの夢


前作よりも大分面白い。

話の展開にどんどんとひきこまれて、
あっという間に読み終えてしまった。

恵弥の魅力が全開。

クレオパトラって何、誰が味方なのか、
色々な謎が絡み合う。

恩田陸ってやっぱり好きだ。
現実離れした作品を描くとピカイチ。

07年2月読
★★★★☆

深川黄表紙掛取り帖


痛快な時代小説。

知恵を集め、問題ごとを解決していく町人衆。
いやはや面白い。

太っ腹な商人たちや棟梁、
江戸の粋も心地よい。

やっぱり山本一力はいいねぇ!

07年2月読
★★★★☆

愛国の作法


昨今の愛国ブームに対し、痛烈な批判の一冊。

情緒や日本人だからという流れに、
愛とは何か、国家とは何かという筆者の考えが書かれている。

筆者の考えよりも、自分の考えを裏付ける過去の人の
言葉を多く引用して。

論理だっての説明だし、説得力もあるように見えるが、
所詮自分に都合のいい部分だけの抜き出しだから、
まぁこんな見方もできるなと参考にする程度かな。

07年2月読
★★★☆☆

2007年2月3日土曜日

長崎乱楽坂


長崎を舞台にしたお話。

少年と彼を取り巻く環境の時の流れが描かれている。

最初は読むのが苦痛だった。
独特の世界観が苦手というか、
淡々としすぎているっていうか。

中学くらいからはまぁ読めた。

落ちぶれていく過去の栄光。
そこに生きることを選択した主人公。
そして出て行くもの。

どちらが正しいかなんて、そんなことはどうでもいい。
正しい答えなんて、きっとないのだろう。

ただ生き続けるだけ。

07年2月読 BO行き
★★★☆☆

2007年2月1日木曜日

天才になりたい


最近のテレビは面白くない。
低俗なバラエティーにはうんざり。

そんな風に思っている私が
ひょんなことから読んだ本。

そこには私がいた。

自分の実力以上のものをアウトプットしたいと思っていたり、
自信をつけるために相手を蔑んだりと。

この作者のことは好きではないが、
でも読みながら思わず共感した。

どの世界でもみんなそれなりに努力しているのね。

07年2月読
★★★★☆